2003,06,01
2010,11,01更新
災機隊では2000年7月以降に参加申し込みを行った方には、テキストをお付けしています。(※2003年6月データー化されました。)
この中には、活動アドバイスとして会費で賄う、隊の共有設備(活動備品)についても書かれています。
一番に言えることは、自らが被災するとして考え、備えることが大切ですネ!
万一、被災したならば、その状態により家屋から備品を取り出せない場合もあります。そこで、予め避難所に通信システムや設備があれば、後はリグさえ生き残っていれば交信が可能なのでは?と考えたのです。
この案はあくまでも民間防災側の意見であり、避難所となっている小学校や体育館等へは、本件を記載したパンフを配付していますが、その大半の所管が行政ということで、実際には、その場で働く方々の判断では対応出来ないと思われます。
ただ、教職員にも無線家が居るでしょうし、高校では部活でハムクラブを運営している所も存在しますので、協力を要請する価値は大いにあると思っています。
理想ですが、最低限に設備していてほしいものを挙げると、
①自家発電などの非常電源の確保(口数)
②空中線(デジタルを含む50~1200MHz帯)
③通信放送ブース(活動拠点・シャック)
④リグも数台有れば…
で充分だと思います。
災害の総合点から観て、当初から必要となるのは何と言っても『外部情報』です。
『行政の情報が入ってこない』『隣の避難所ではどんな対応をしてるのか?』『本当に救援物資はこっちに向かっているのか?』などのイラつく要素を消しさりたいと思っています。
「ラジオ・テレビ」からも情報は入手できますが、一方通行の情報であり、「今、この部分が知りたい」が得られないのです。
やはり、相互に伝えられる・得られるが必要なんですね!
これをアピールするが為に<非常通信を考える>の図中に掲載しました。