1999,02
2001.02.23更新
問合せの中で最も多いのが「まだHAM免許は持っていないのですが…」「今からHAM免許を取ろうと思っているのですが、取得すれば参加します。」と言われる方です。
皆さんが活動の中心と考えているのは、外部との交信だと思います。当然メインとなるのはこの方面だと思いますが、活動ファイルにも掲載しました通り、通信に関しては、使用リグや出力によって使い分けを考えなければいけません。
距離のある場所と交信を行うなら「高出力のリグ」を、避難所内の内線通話を行うなら「省(小)電力・小出力」の物を準備しなければいけません。
事務局では開設当初から出力が0.5W以上の無線機を対象としてきました。
その理由は、避難所内部通信用に「CB機」や小パワーのHAM機が使えると思っていたからです。
しかし、最近では「CB無線」を使用する人口が激減し、それとは逆に、店頭で簡単に手にはいるレジャー用トランシーバー「特定小電力」の人口が増えてきているのが現状です。しかも、規制緩和で使用ch数も「CB機」より増えています。
スタッフからも、避難所内部通信専用に「特定小電力トランシーバー」の活用も考えた方が良いのでは?という意見もあり、既存の参加者へは、新たに「特小」や「CB機」の活用法を掲載した「活動ファイル」(避難所の内線通話・台数確保の項目参照)を制作したわけです。
そこで、事務局の規約もこの場を借りて改訂することにしましょう。
<改訂追加項目>
イ-1)対象となる者 の項目
⑤参加登録段階で「特小」や「CB」を使用し、以後(2年の内)に無線局を開局する予定のある者
イ-2)対象となる周波数 の項目
⑤特定小電力トランシーバーが使用する周波数帯
イ-3)対象となる条件 の項目
イ-1、イ-2の条件の内1項に該当し出力が0.5W以上であること。但し、特定小電力トランシーバーについては登録以後の操作範囲(無線従事者免許又は無線局免許状の取得等)のステップアップを条件とする。
又、総てに対し合法であること。
活動内容は…小電力による内部通信役としての活動を中心とします。
こうしておけば参加者の活動範囲も広がる事と思います。
尚、既存の申込書にはチーム内でのリグ台数を記入してください。(数を把握する為にも)
それと、以後に従免や局免を取得しましたら、必ず【総合企画室】にお知らせ下さい。