1996,08,29
2010,11,01更新
先ず、アナタたちが地震や火災、大規模災害に遭遇・被災することを考えましょう。
メンバーが被災し、命を落とすことのない工夫をしてもらう。その為には各メンバーの家庭や勤め先を守ること。
①家具の固定などに必要な物を揃えてあげる。
②安否、消息の確認がとれる手段を考える。(通信機の活用)
③被災地当該活動ができること。
会費を徴集するなら先ずメンバー・スタッフの家庭に対して安全配慮を行うことですね。おそらくキッカケがないと、どの家庭も防災意識や対策は無いに均しいと思います。
実はこれを行ってもらうのが最終的な意図なのです。(企業内防災にもつながる)
また、本来の隊活動については、皆さんが必要だと思うことに費用をかけて良いと思います。
例えば、使用リグが同じなら広域避難所での開局を考えて、空中線・同軸・バッテリー・変換コネクター・運搬用ケース等の備蓄が可能なものと、一般的な防災備品、特に懐中電灯・非常食・野外テントやシート数種類などを。
そして被災地救援活動を考えるなら、通信運用の為のテント・寝床となるテント・仮設に必要な工具類等、様々なケースを考えて備えていくべきかと思います。
ただ一度に揃えるのも負担になると思いますので、年間計画で徐々に揃えていきましょう。その為にも、早期に自隊のスタンスを定めなければなりません。取っ掛かりが早ければ早いだけ、準備期間はありますから…。
尚、管外被災地に向かう場合は予め被災地の役場の意見を聞いてから行動して下さい。場合によっては交通網の麻痺や保険等の受入体制が整っていないことがあります。