1996,08,29
2011,05,04更新
コールサインには自由の利く通信機と、そうでない通信機とがあります。
皆さんには参加時に大区分を考慮したIDナンバーをお渡ししています。
そこで、このIDナンバーを応用したHAM以外でのコールサインのご使用をお勧めします。
企画室を例えると、活動中に火災が発生した場合、パーソナルであれば「災害機動通信石川から開局各局。現在○○町において出火とのこと。各局にあっては迂回の配慮方願います…」と、一種の道路情報として提供しています。
また、HAMの場合はそう簡単ではありません。
火災であれば「こちらは災害機動通信隊所属JH9YWTです。現在○○町地内において火災発生、所属各局にあっては迂回の配慮方願います。以上JH9YWT災害機動通信!」と行う様にしています。
今後、使用リグでコールサインに自由が利くもの、特にCB、パーソナル、デジタル簡易無線には、各隊のID番号を基準にしたコールサインを用いれば良いかと思います。
条件としては、受ける側では「どの地域の活動隊」かが見えませんと、地理案内にも気を回さねばなりませんし、送る側も言わずと伝わればスムースでしょう。
尚、HAM社団局を開設する場合には災機チーム名での開局申請も可能です。
ここで、大規模災害時のコールサインルールを決めておきましょう。
《CB、業務波帯のコールサイン》
IDNo. 24001-3A-021の場合⇒ 災機 生駒 A 21 と呼称。
24001=生駒
3A:3=エリア/A=管理符号
《前記を素にした通信例》
「災機生駒から災機秋田加盟各局、応答願います。どうぞ。」
…応答があれば
「災機生駒A21以下3局、災害支援の為、秋田県入りした。現在国道○○号を○○方面に走行。現地入りが可能か行政秋田に確認し、一報願いたい。尚、確認がとれるまで○○にてスタンバイする。どうぞ…」
となります。ご参考まで…