非常時の活動内容は幅広くあります。
車などの乗車活動を取り上げても、「貨物」「人材」などの搬送、それらに使う車種(トラック・バギーやジープ)でもカテゴリに分けられたりと、何をメインに旗揚げするにしても仲間同士や道路情報といった情報に精通するためには「無線電波」を使うことになります。
また、避難施設内でも確保したいのが「特定小電力トランシーバー」などの内部通信用の無線機です。
この場でも「統括者」「避難所運営者」「炊き出し班」「物資班」「ボラセン」といったそれぞれの役割内に足し、全体把握には連絡網が必要になります。
リーダーを探し回る苦労も1Fから3Fまで伝令に走る苦労も「通信機」で解消できるわけですね。
「電波は人が走るより速い!」
このメリットを高めるために、使用者や保有者が「災害機動通信隊」としてチームになっていてくれていると大助かりなのです。
そして
その方々が使う通信機の種別によっては、そこがキー局にもなり得るということなんですね。
キー局になれば外部との精通が可能になり、いち早く情報の供給先になっていけます。
そうなれば外郭者の立ち入りも増え、管外者からも同じ周波数帯でのコンタクトが発生し始めてきます。
始動させていくうちに一大事業に発展していくのがこの「通信ネットワーク」なのです。